制度のご利用方法
制度をご利用する際のフローを紹介いたします。お申し込みから正式受入まで概ね8か月程度の期間が必要です。
1.組合員企業よりお申込
組合員企業のご要望を把握するため、ヒアリングを実施します。どのような人材を求め、どのような実習を行いたいのかを打合せをさせていただき、現地の送出機関へと連絡します。
2.現地にて面接を実施(WEB 面接)
組合員企業の求める人材像(職種、日本語、能力、技能など)に合った技能実習生を採用するため、現地にて面接を行います。 (もしくは WEB にて面接を行います)
3.現地にて日本語・技術研修を受講
内定者は出国までの間、日本語、文化、生活習慣、日本人の道徳観、団体生活を学びます。入国後すぐに日本の生活に馴染めるよう教育を行います。また同時に専門教育も行い、実習に最低限必要な技術を身につけます。
4.日本にて入国後講習を受講
入国後の 1 か月間、日本語や日本での生活習慣、法令講習などの研修を実施します。
5.いよいよ配属
上記の講習を修了後、いよいよ組合員企業様への配属となります。
当組合は、技能実習監理団体として、組合員企業様・技能実習生の双方へのサポートに努めています。いつでも相談できる窓口を開設し、万が一のトラブルでも組合員企業様に安心していただけるよう全力でバックアップ致します。
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よくある質問
技能実習とは「技能・技術、又は知識を習得する活動」の事です。技能実習生に支払われる費用は、その活動により得られる対価となります。
なお、技能実習にも労働基準法が適用されます。技能実習生は、労働基準法に定められた条件の下、技能実習を受けることとなります。
配属時には、あいさつや簡単な日本語が理解できる程度です。意思疎通が難しい際は、当組合の通訳にご連絡ください。
当組合には、日本語能力試験「N1」の通訳が在籍しています。技能実習開始後も当組合がしっかりサポートいたしますのでご安心ください。
原則として合計3年間です。
最初の1年間は技能実習1号として活動し、1年後に実施される技能実習2号になるための技能検定試験に合格すれば、そこからさらに2年間、技能実習2号として活動ができます。技能実習2号の修了試験に合格すれば、さらに2年間働くこともできる職種もあります。
業務中でのケガや病気などに対しては、労災保険が適用され、業務中以外でのケガや病気などに対しては、社会保険が適用となります。日本人と同じく3割負担となりますが、実習生保険に加盟していただきますので、実習生の自己負担額は発生しません。
原則として受入企業様でのご用意となります。
また、生活必需品(電子レンジ、布団、テレビ、炊飯器、調理器具、ガスコンロ、自転車、風呂等)についても、受入企業様にてご用意いただくことになります。当組合では、住居準備一式のサポートも用意していますので、ご相談ください。
家賃や光熱費については一般的には実習生の負担となり、支払金額や方法については、雇用契約締結時に協議することとなります。
育ってきた環境や文化が異なるため、慣れるまでは、お互いに理解し合おうとすることが必要です。実習生も初めての異国で不安に思っています。
受入れ企業の社員から、積極的に声をかけてあげてください。実習生を受け入れることで、会社内に多様性の理解と異文化コミュニケーションが生まれるというメリットもあります。
ご不安に思われることや、技能実習制度について、事前にしっかりと打合せをさせていただきます。実習生は、日本で技術を学び、しっかりお金を稼ぎたいという意欲のある人が多いです。
もちろん、実習期間中は、当組合がしっかりサポートします。監理団体は実習生の様子を定期的に確認する義務がありますので何でも相談してください。